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平成18年度定時総会を開催しました

 5月25日、江陽グランドホテルにおいて、平成18年度定時総会を開催しました。総会には当協会の名誉会長であるジョゼフ・キャロン駐日カナダ大使をお迎えし、会員約80名が出席しました。

 総会は、黒田副会長(現・顧問)の議事進行により、平成17年度の事業報告および決算報告、平成18年度の事業計画および事業予算について審議を行い、それぞれ原案通り承認されました。また、任期満了に伴い役員選任も行われ、八島副会長が会長に就任しました。

 総会終了後には、ジョゼフ・キャロン大使が「新しい日本と新しいカナダ及び日加関係の今後の展望」と題した特別講演を行い、カナダに対する理解を深めました。

就任のあいさつを述べる八島新会長 挨拶および議事進行を行う黒田副会長(現・顧問)
◆ 新役員(敬称略)
(平成18年6月30日現在)
会  長 八島 俊章 (社)東北経済連合会名誉会長 東北電力(株)相談役 新 任
副 会 長 新本 恭雄 セルコホーム(株)代表取締役社長 再 任
小林 智夫 東日本興業(株)相談役 再 任
鎌田 宏 (株)七十七銀行代表取締役頭取 新 任
高橋 宏明 東北電力(株)取締役社長 新 任
竹内 次也 (株)仙台放送代表取締役社長 新 任
務台 猛雄 (株)宮城テレビ放送代表取締役社長 新 任
鷲尾 幸司 (株)ユアテック取締役会長 新 任
監 事 日下 睦男 (株)仙台銀行取締役相談役 再 任
木 健介 (株)東日本放送取締役相談役 再 任
◆ 17年度決算報告
◇ 収入の部 (単位:円)
項目 決算
会費 2,614,500
特別会費(注) 861,000
その他 17
3,475,517
前年度からの繰越金 1,225,685
4,701,202

(注)カナダツアー団結・反省式、クリスマスパーティーの会費
◇ 支出の部 (単位:円)
項目 決算
会議費 549,679
事業費 2,904,787
事務費 94,182
予備費 0
3,548,648
次年度への繰越金 1,152,554
4,701,202
◆ 18年度事業計画
  1. 総会および懇親会、ならびに駐日カナダ大使による特別講演の開催
  2. クリスマスパーティーの実施
  3. カナダ文化の紹介活動
  4. 情報提供サービスの強化・充実
  5. その他、大使館、他団体との連携について



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新しい日本と新しいカナダ及び日加関係の今後の展望〜ジョゼフ・キャロン大使スピーチ(抄)〜

『新しい日本』『新しいカナダ』

 どんな国も時間とともに変化するものですが、現在の日本は、政治的にも経済的にも、1998年8月に私が日本を離れた時とは非常に異なる状況にあります。

 日本経済は過去5年間、注目すべき変化を遂げました。一部の地域や業界に課題が残されてはいますが、経済界に再び楽観主義が戻っています。

 変化を経験しているのは日本だけではありません。我が国も同じです。カナダは8年連続で連邦予算の黒字を達成するなど、今以上に明るい未来を築くために努力してきました。1990年代初期にさまざまな経済問題に直面した後、カナダは経済改革に取り組み、国家財政の建て直しを実現し、今ではOECD諸国の中で最も活気のある経済の一つとなっています。このまま行きますと、今後10年以内に国家債務のGDPに占める割合を25%に削減することができる見込みです。

 強いカナダは、国境や港など、輸送網が収束し商業の中心地を結び付ける役割を果たすゲートウェイを通じて国際取引が円滑に流れることを前提としています。カナダの「太平洋ゲートウェイ戦略」と新しく設立された「高速道路と国境のインフラ基金」はこれに基づいており、カナダが国際的競争力を維持・向上し、日本と北米とを結ぶ架け橋としての存在を強化する上で不可欠な政策です。製造分野での日本からカナダへの投資の増加は、効率の良い港湾、鉄道、陸路、そして米国との「スマート・ボーダー」に対する信頼の高まりを裏付けています。

日加経済関係における新たな活力

 両国におけるこうした明るい進展のおかげで、日加間の経済関係にも新たな活力が生まれています。2005年1月、両国首相は新しい二国間経済枠組みの策定を開始しました。この枠組みにおいて、日加協力に関する15の優先分野が特定されるとともに、通商及び投資における両国の関係をさらに強化するための共同研究の実施が約束されました。この共同研究は、2005年11月の「日加経済枠組み」の調印と同時に正式に開始され、今年中に終了する予定となっています。共同研究の重要な活動の1つに、両国の関係者との協議があります。私自身、カナダ企業や大学、各州政府に積極的に働きかけ、共同研究への参加を推進してきました。これは共同研究を効果的なものとするために不可欠なプロセスです。同時にこの機会を通じて、カナダ経済の真の姿、すなわち、天然資源や高品質の食品の主要供給国としてのカナダ、活気に満ちた知識経済を基盤とするハイテク国家としてのカナダを紹介できるものと期待しております。

人々のつながりと東北地方

二国間関係の進展にとって、政府同士の外交や貿易が重要なことは言うまでもありませんが、より深い、意味のある関係を築くには、人と人との活発なつながりが欠かせません。東北地方にはカナダの姉妹都市が3つあります。盛岡市とビクトリア、磐梯町(福島県)とオリバー、登米市とバーノンです。また、この地方にはカナダ出身のJET参加者が100名以上派遣されており、宮城県だけでも31名を数えます。また、カナダ大使館付武官は毎年女川湾を訪れ、第二次世界大戦で最後に命を落としたカナダ人兵士、ロバート・ハンプトン・グレイ中尉を追悼する式典に出席しています。また本日は、この席をお借りしまして、カナダ海軍のフリゲート艦「HMSC Regina」が9月6日に女川湾に寄港し、追悼式典に参加することを発表させていただきます。(※1)

 今年の秋には、もう一つ重要なイベントが控えています。それは、宮城県出身の及川甚三郎と82名の人々のカナダ移住100周年です。10月にブリティッシュ・コロンビア州で記念式典が予定されており、宮城県から50名(※2)の方々がカナダを訪問することになっています。

(※1)台風により寄港中止
(※2)実際の渡航人数は83名



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登米市の訪問団、「及川甚三郎カナダ渡航百周年記念式典」へ参加― 団体会員の登米市よりお便りが届きましたのでご紹介します ―

 10月12日から19日までの8日間、登米市、登米市教育委員会、登米市国際交流協会、及川甚三郎渡航百周年実行委員会らによる訪問団(団長:布施孝尚市長)総勢83名が、同市と姉妹都市交流を行っているブリティッシュコロンビア州バーノン市などを訪れました。
 これは、同市(旧東和町)出身の実業家・及川甚三郎(及甚)が帆船「水安丸」でカナダに渡航して本年が100年目にあたることから、バンクーバーなどで行われた記念式典等への参加にあわせて実現されたものです。
 今回の訪問を機に、同市はバーノン市と改めて姉妹都市協定を締結し、今後市民の相互交流や視察、青少年海外派遣・受入事業等の一層の充実を図る予定です。

バーノン市の概要〜及川甚三郎について〜
 1906年、凶作などにより困窮にあった村人を救うため、及川甚三郎ら83名はカナダへ渡航・移住。フレーザー河でサケ漁に従事し、郷里に仕送りを続けました。現在でも、現地には県人会が組織されています。

バーノン市との姉妹都市調印式(右:布施市長) 水安丸航海百周年記念碑除幕式。フレーザー河より「及川島」(ドン島)を望む(リッチモンド市) 水安丸航海百周年記念レセプションでの飯土井神楽披露(バーナビー市・ナショナル日系ヘリテージセンター)

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