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Maple35

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 アドビ アクロバット リーダー



平成20年度定時総会を開催しました

 5月27日、江陽グランドホテルにおいて、平成20年度定時総会を開催しました。総会には、カナダ大使館グレッグ・フーラハン商務部参事官をお迎えし、会員約80名が出席しました。

 総会は、八島会長の議事進行により、平成19年度の事業報告および決算報告、平成20年度の事業計画および事業予算について審議を行い、それぞれ原案通り承認されました。また、任期満了に伴い役員選任も行われ、八島会長が会長に再任されました。

 総会終了後には、グレッグ・フーラハン商務部参事官から、「カナダと日本:食のつながり」と題し、カナダでの日本食の現状や食物の輸出入、カナダの農業などについてご講演を頂きました。

あいさつを述べる八島会長 講演を行うグレッグ・フーラハン商務部参事官
あいさつを述べる八島会長 講演を行うグレッグ・フーラハン商務部参事官
◆ 新役員(敬称略)
会長 八島 俊章 社団法人東北経済連合会名誉会長・東北電力株式会社相談役 再 任
副会長 新本 恭雄 セルコホーム株式会社代表取締役社長 再 任
小林 智夫 東日本興業株式会社相談役 再 任
鎌田 宏 株式会社七十七銀行代表取締役頭取 再 任
高橋 宏明 東北電力株式会社取締役社長 再 任
竹内 次也 株式会社仙台放送代表取締役社長 再 任
務台 猛雄 株式会社宮城テレビ放送代表取締役社長 再 任
鷲尾 幸司 株式会社ユアテック取締役会長 再 任
監事 橋 博 株式会社仙台銀行取締役本店営業部長 新 任
伊藤 裕造 株式会社東日本放送取締役社長 再 任
◆ 平成19年度事業報告
1.定時総会および幹事会の開催

(1)平成19年度定時総会
  平成19年5月22日(火) 於:ホテルメトロポリタン仙台 約80名出席

(2)幹事会
  平成19年5月17日(木) 於:東北電力本店ビル

2.クリスマスパーティーの開催

平成19年12月12日(水) 於:ホテル仙台プラザ 約100名参加

3.カナディアン・カルチャースクールの開催

平成20年3月5日(水) 於:ホテルメトロポリタン仙台
在仙カナダ人ゲストによる講演&パフォーマンスショー 約40名参加

4.会員への情報提供サービス

(1)機関誌の発行
  平成19年10月および平成20年3月に機関誌「メイプル東北」(33号、34号)を発行

(2)ホームページのリニューアル
  http://www.tohoku-canada.org/

5.その他

(1)会員への各種情報提供

(2)カナダ大使館との連携

◆ 19年度決算報告
◇ 収入の部 (単位:円)
項目 決算
会費 2,757,000
特別会費(注) 743,000
その他 3,663
小計 3,503,663
前年度繰越 1,349,986
合計 4,853,649

(注)総会、クリスマスパーティー、カナディアン・カルチャースクールの参加会費
◇ 支出の部 (単位:円)
項目 決算
会議費 689,401
事業費 2,138,508
事務費 127,557
予備費 0
小計 2,955,466
次年度繰越 1,898,183
合計 4,853,649
◆ 平成20年度事業計画
  1. 定時総会の開催
    平成20年5月27日(火) 於:江陽グランドホテル
  2. クリスマスパーティーの開催
  3. カナディアン・カルチャースクールの開催
  4. 会員への情報提供サービスの充実
  5. 大使館等に対する交流行事等への協力



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女子ソフトボール カナダ代表が7月に来仙!!

 7月25日から27日にかけて、日本、オランダ、カナダの3カ国による「女子ソフトボール北京オリンピック壮行試合in仙台」が、仙台市民球場で開催されました。

 カナダチームは23日に来仙し、25日にはオランダ戦(5−0で勝利)、27日には日本戦(0−4で敗北)を行いました。

 壮行試合に先立ち、東北日本カナダ協会では、カナダチームならびに日本、オランダの各チームに対し、来仙歓迎と健闘の願いを込めて、八島会長名のレターを添えてミネラルウォーターをお届けしました。

 カナダチームの皆さまからは、24日に行われた代表者会議の場で、当協会に対し感謝の言葉をいただいております。

 なお、北京オリンピックでは、カナダチームは決勝トーナメントに進出したものの、オーストラリアに敗れ、残念ながらメダルには手が届きませんでした。



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今年は「赤毛のアン」出版100周年にあたることから、仙台市出身で現在、静岡県にお住まいのフリーライター、奥田実紀さん(東北日本カナダ協会会員)に寄稿をいただきました。

 今からちょうど100年前の1908年。
北米で『赤毛のアン(原題:アン・オブ・グリーンゲイブルズ)』という小説が刊行された。作者はカナダ人女性作家、ルーシー・モード・モンゴメリ。

 物語の舞台は、カナダの東端にあるプリンス・エドワード島。片田舎に住む初老の兄妹マシュウとマリラが、施設から11歳くらいの男の子を引き取ることにするが、手違いでアンという女の子が来てしまい、大騒動に。送り返そうと思ったが、明るく素直なアンをマシュウが気に入り、引き取ることを決める。アンは家庭や、仲のよい友だちを得、愉快な事件を引き起こしながら、すくすくと成長していく。

 ファンタジーもサスペンスもない、少女の成長物語がかえって共感を呼び、あっという間にベストセラーになった。現在まで、日本を含め少なくとも15ヶ国語に翻訳されている。小さな孤島だったプリンス・エドワード島は、アンの故郷としてその名を世界に広め、多くの観光客が訪れるようになった。

 私は小学生の時からアンが愛読書で、大げさでおもしろいアンのおしゃべりと、想像力を使って周りをすてきに変える技が好きだった。それが、大人になり、憧れのプリンス・エドワード島を実際に旅して物語の背景を目の当たりにした時、あまりのすばらしさに完全に打ちのめされてしまった。

 アンが「世界でいちばんきれいな島」と言った自然の美しさ。描写ではわかっているつもりだった。しかし、紺碧の海、緑の草原のグラデーション、赤い道、小川のきらめき…そうした色彩の鮮やかなこと!まぶしいこと!海外旅行は何回か経験があり、美しい田舎は今までも見てきた。しかし、この島の自然美には、独特の何かが秘められていると感じる。たとえようのない、不思議な美しさなのである。

 それから、親切で素朴な島の人びと。都会ずれしていない、くったくのない笑顔。たどたどしい英語にもじっと耳を傾け、困ったときには手をさしのべてくれる。おせっかいで、知りたがりな面もあるけれど、それはアンの物語にも描かれているように、愛情のあらわれゆえのことなのである。「この島ほどすばらしい場所はない」と人びとは言う。あふれんばかりの愛島心に、嫌味はまったくない。むしろ、島の人びとと一緒になって「本当にきれいですてきな島ですね」と相槌を打っている自分がいる。

 『赤毛のアン』のストーリーのおもしろさは、時代が変わっても色あせない。加えて、物語に息づくプリンス・エドワード島のすばらしい自然と、あたたかい人びとが、100年たった今も健在であるということ、それが私には奇跡に思える。だからこそ、『赤毛のアン』もプリンス・エドワード島も、特別なのである。

奥田 実紀(おくだ・みき)
 プリンス・エドワード島に1年半在住。主な著書に「『赤毛のアン』の島で」(東京書籍)、「紀行『赤毛のアン』」(晶文社)、「赤毛のアンA to Z」(東洋書林)などがある。


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